会期
2023年7月15日(土)〜11月12日(日) ‖会期中無休‖9:30〜17:00(最終入館は30分前)※諸事情により会期が変更になる場合がございます。
当館で所蔵するダリや西洋近代絵画作品を
保存や修復という観点からご紹介します。
普段ご覧いただけない美術館の裏側をお楽しみください。
諸橋近代美術館で所蔵するサルバドール・ダリの作品やセザンヌ、シスレーなどの西洋近代絵画作品を、保存や修復という観点からご紹介します。また、これまで展示機会が少なかったダリの版画作品である《カサノヴァ》や《シュルレアリスムの24のテーマ》なども一堂に展示します。
美術館の主要な5つの役割として「作品収集」「展示」「調査研究」「教育普及」「保存」があります。その中でも「保存」は美術作品を後世へと守り継ぐための大切な役割です。しかしながら、あまりスポットライトが当たることはありません。普段知られていない美術館の役割に焦点をあて、諸橋近代美術館における修復や保存の事例を紹介します。作品の「保存」と「公開」という、一見相反する要素をどのように両立させているのか、知られざる美術館の努力と工夫をご覧ください。
■ 会 期
2023年7月15日(土)〜11月12日(日) ‖会期中無休 ‖
※諸事情により会期が変更になる場合がございます。
■ 時 間
9:30〜17:00(最終入館は16:30まで)
■ 料 金
詳細はこちら
■ イベント
応募はこちらから 10月29日(日)【事前予約制・無料講演会】修復士の「見る」技術 開催!
■ 主 催
公益財団法人諸橋近代美術館
■ メディアの皆様へ
ミュージアム・ワークス プレスリリース
■ 展示作品リスト
pdfはこちら
※展示作品は予告なく変更される場合がございます。予めご了承ください。
第1章:構造と材質
主に絵画作品に使用される絵具の原料の展示や、作品の構成を調べる科学的調査についての展示を通して、美術作品を材質や構造という視点からご紹介します。
第2章:展示と修復
諸橋近代美術館で実際に行なっている作品の展示環境を整える工夫や、過去の修復の事例についてご紹介いたします。
第3章:保存の歴史
古来の保存の工夫である曝涼(ばくりょう:虫干し)にならい、諸橋近代美術館で長いこと展示の機会がなかった作品たちを一挙にご紹介します。また、美術館の重要な仕事の一つである作品の「点検」について、使用する道具や一連の流れも併せてご紹介いたします。
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サルバドール・ダリ《日没大気の寓話》1940年 油彩/紙
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サルバドール・ダリ《聖三位一体と三司教》1960年 グアッシュ/紙
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サルバドール・ダリ《回顧的女性胸像》1977年ブロンズ、ミクストメディア
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サルバドール・ダリ《白鳥=象》1967年ブロンズ
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サルバドール・ダリ《ガルガンチュアとパンタグリュエル》1973年 カラーリトグラフ/和紙
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サルバドール・ダリ《ガルガンチュアとパンタグリュエル》1973年 カラーリトグラフ/和紙
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サルバドール・ダリ《黄色い恋》1974年 ドライポイント、エングレービング/紙
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サルバドール・ダリ《黄色い恋》1974年 ドライポイント、エングレービング/紙
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サルバドール・ダリ《カサノヴァ》1967年 エングレービング/紙
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サルバドール・ダリ《カサノヴァ》1967年 エングレービング/紙
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サルバドール・ダリ《シュルレアリスムの24のテーマ(象=コウノトリ)》1977-78年 カラーリトグラフ/紙
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サルバドール・ダリ《シュルレアリスムの24のテーマ(燃えるキリン)》1977-78年 カラーリトグラフ/紙
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マリー・ローランサン《ダンサー》1928年 油彩/カンヴァス
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マクシミリアン・リュス《洗濯する女》制作年不詳 油彩/カンヴァス
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カミ-ユ・ピサロ《ポントワーズ丘陵、牛飼いの少女》1882年 グアッシュ/紙