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コラム

【ルームス展】ROOM6「スキャンダラスの部屋」の住人紹介 ー 画家たちの番記者

2022年10月22日 更新

モロハシキンダイビジュツカン、略して“モロビ”。
ルームス展の6つの部屋に住むモロビの住人(学芸員)が
住人自身や部屋の見どころなどを紹介します。
最後はROOM6「スキャンダラスの部屋」の住人登場!

住人の研究や学生時代の学びを教えてください!
私は学生時代、神話やキリスト教といった伝統的な主題を数多く描き、象徴主義絵画の先駆者とも称された19世紀フランスの画家ギュスターヴ・モロー(1826−1898)を中心に、西洋近代美術史を研究していました。そんな中、「◯◯の父」や「◯◯の先駆者」と称された画家たちの画業や人柄に触れる機会も多く、驚きと感動の連続でした。

ROOM6「スキャンダラスの部屋」を通して伝えたいメッセージ
自身の学びから感じるのは、作品から推測できないことも、人生を覗くと見えてくることがあるということ。この感覚を皆さんにも味わってほしい!そんな思いから、スキャンダラスな部屋を設けました。生きた時代や価値観は違いますが、「次元が違う考え方…」と完結するのではなく、苦悩や葛藤、秘密やフェティシズムを知ることで、偉大なる画家たちが今を生きる私たちとなんら変わらないことを知ってほしいと思っています。ROOM6では画家のプライベートエピソードを綴ったスキャンダル新聞を無料配布中です!ぜひお手に取りください。

ROOM6「スキャンダラスの部屋」イチ押し作品

【ルームス展】は2022年11月13日まで!11月14日から冬期休館

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