2022年10月01日 更新
モロハシキンダイビジュツカン、略して“モロビ”。
【ルームス展】の6つの部屋に住むモロビの住人(学芸員)が
住人自身や部屋の見どころなどを紹介します。
3回目はROOM3「語らいの部屋」の住人登場!
住人にとっての印象的なアート体験は?
私は学生時代にはじめて「対話型鑑賞/VTS(Visual Thinking Strategy)」に出逢い、その鑑賞プログラムの面白さに取りつかれました。作品の知識がなくても参加者同士で作品の気づきをシェアしているうちに作品がとてもはっきりと見えてきて、作品の背景にある事象すら、言い当ててしまうこともあるんです。この不思議な鑑賞体験にとても魅力を感じています。
ROOM3「語らいの部屋」を通して伝えたいメッセージ
コロナ禍になって、美術館での対話型鑑賞はほとんどが中止となり、これまで友人と一緒に巡っていた方も、一人きりで美術館を鑑賞する機会が増えたのではないでしょうか。そこで、対話型鑑賞の魅力やエッセンスをなんとか展示に反映したいと思い、見ず知らずの鑑賞者たちと“言葉”で繋がりながら鑑賞体験を育む、語らいの部屋をご用意しました。自分と他の人の気づきはどう違って、どう同じなのか?ぜひ皆さんの鑑賞体験を、言葉を通して未来の鑑賞者に繋いでいってください!
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ROOM3「語らいの部屋」イチ押し作品