1. HOME > 
  2. 展覧会

展覧会

開催中の展覧会

企画展

企画展「ダリの美食学(ガストロノミー)」

会期  2017年4月20日(木)~2017年9月3日(日) ※6/26日(月)は展示替えのため休館

2017年4月20日(木)~2017年9月3日(日)開催 企画展「ダリの美食学(ガストロノミー)」

「美とは可食的なものであろう」という言葉を残したダリの奇妙な食の世界に迫ります!

170321_top

20世紀を代表する芸術家、サルバドール・ダリ(1904年~1989年)は、スペイン北東のカタルーニャ州に属する都市フィゲラスの出身です。カタルーニャ州はスペインの中でも独自の文化を築いた土地で、料理に関しても例外ではありません。肥沃な大地と地中海の恵み、そして多様な民族との交差によってもたらされた食文化から、スペイン随一の美食の地とも呼ばれています。この地で生まれ育ったダリは大変なグルメでしたが、それ以前に、彼は「食」に対して奇妙な執着を持っていました。

企画展「ダリの美食学(ガストロノミー)」では当館のコレクションより約62点のダリ作品を展示します。ガストロノミーとは食材の調理方法に留まらず、料理を中心として様々な文化的要素で構成される学問です。「美とは可食的なものであろう」という言葉を残したダリの、奇妙な食の世界に迫ります。

 

【展覧会の内容】

〜 第1章 〜

サルバドール・ダリ(1904年~1989年)はスペイン北東部に位置するカタルーニャ州の都市フィゲラスに生まれ育ちました。カタルーニャは多様な民族流入を経て独自の文化が発展した土地であると同時に、肥沃な大地と地中海の恵みを受けた美食の地としても知られています。土地の豊かな食文化と家庭環境は、ダリに奇妙な食への執着をもたらしました。
「6歳のとき、私はコックになりたかった」という書き出しで始まるダリの自叙伝『わが秘められた生涯』(1942年)には、富裕層の出身であるが故に台所への出入りを禁じられ、食物への欲求を抑圧された幼少期の回想が詳細に綴られています。

〜 第2章 〜

食に対する関心は、ダリの作品にも反映されています。1929年、フランスの首都パリに進出したダリは詩人アンドレ・ブルトンが率いる思想運動「シュルレアリスム」のグループに参加し、芸術家としてのキャリアをスタートさせました。この時期からダリの作品には食物が頻繁に登場し、その中でもロブスターや卵、フランスパンは彼の代表的なモチーフとして知られるようになりました。これらのモチーフは、幼少期から食を通じて培われた歪な執着とリンクするように、ダリの作品の中で象徴的な機能を果たしています。

sub02-01

〜 第3章 〜

パリで芸術家としての名声を得たダリは純粋芸術の域にとどまらない表現活動を開始し、芸術愛好家に限定せず大衆へ向けたパフォーマンスや商業デザインにも注力しました。その中には食品コマーシャルへの出演やレシピ本の出版など、食に関係するものも多分に含まれています。
特に1935年と1941年にアメリカで開かれたダリの晩餐会は、シュルレアリスム的な奇妙極まる催し物として多くの注目を集めました。アメリカの名士や表現者が集結する晩餐会は、ダリにとって人脈を広げて新たな表現と商機を掴む絶好の場所としても機能したのです。

〜 第4章〜

『ガルガンチュアとパンタグリュエル物語』は、16世紀フランスを代表する文学者フランソワ・ラブレーによる長編小説です。大食いの巨人ガルガンチュアとその子息パンタグリュエルを主人公に据えた冒険譚が展開されます。摂食だけでなく排泄についても明け透けに記した内容は、一見すると荒唐無稽で破廉恥ではありますがわれわれ人間のごく当然の一面を抉り出しています。
一般的な美醜の感覚を超越した描写は、「食」を通じて生死や性愛への抗いがたい関心と欲望を絶えず表現してきたダリの作品にも共通していると言えるでしょう。この章では、1973年にダリによって制作された同書の挿絵をご紹介します。

 

【関連イベント・ワークショップ】

4月23日(日)14:00−14:40 開館記念講演「館長トーク」 ※終了しました

5月21日(日)14:00−14:45 企画展スペシャルギャラリートーク〜禁断のキッチン〜 ※終了しました

6月 4日(日)10:30−11:30 ダリもビックリ!食品サンプル作り「マカロンのストラップを作ろう」 ※終了しました

6月 4日(日)13:30−15:00 ダリもビックリ!食品サンプル作り「パンの時計を作ろう」 ※終了しました

 

【定例ギャラリートーク】
毎週日曜・祝日は10:30〜ギャラリートークを開催!
学芸員が展示作品の見どころを分かりやすく解説します。
※観覧券があればどなたでも参加可能です。
gt
【関連動画】

 

【同時開催】<コレクション展>サロン・ドートンヌを彩った巨匠たち

collection-01

近代以降、フランスでは多くの芸術活動が起こり、様々なイズム(主義)が生み出されてきました。フォーヴィスム(野獣派)やキュビスム(立体派)もその1つです。これらに代表される20世紀美術の舞台となったのが、フランスで毎年秋に開かれた展覧会「サロン・ドートンヌ」でした。1903年から始まり今日まで続くこの展覧会には、センザンヌやルノワール、マティスやルオー、藤田嗣治といった近代美術を代表する画家たちの作品が出品され、多くの芸術家たちに影響を与えてきました。
今回のコレクション展では「サロン・ドートンヌ」の創立メンバーを中心に同展への出品経験を持つ画家の作品をご紹介し、20世紀の西洋美術の変遷を辿ります。

<<イギリスの現代アーティストP.J.クルック(パメーラ・ジューン・クルック)の作品も多数展示>>

 

美食学

インフォメーション

展覧会名
企画展「ダリの美食学(ガストロノミー)」
会期
2017年4月20日(木)~2017年9月3日(日) ※6/26日(月)は展示替えのため休館

同時開催

特集展
<コレクション展>「サロン・ドートンヌを彩った巨匠たち」

次回の展覧会

詳細が決まり次第お知らせいたします。

展示スケジュール

日程 内容
2016年12月1日(木)

2017年4月19日(水)
冬期休館
2017年4月20日(木)

2017年9月3日(日)
※6月26日(月)は休館

企画展

「ダリの美食学(ガストロノミー)」

コレクション展

「サロン・ドートンヌを彩った巨匠たち」

2017年9月4日(月)

2017年9月10日(日)
展示替えのため臨時休館
2017年9月11日(月)

2017年11月30日(木)

詳細未定のため決まり次第お知らせいたします。

ページのトップに戻る