2024年11月10日 更新
作品の本筋だけではない雑談や裏話といった、知られざる“よもやま話”にスポットを当てた展覧会です。サルバドール・ダリやアルフレッド・シスレー、ポール・セザンヌetc.様々な作品をご覧いただきながら、美術の歴史的な軌跡とその背後にある物語や技法、作家の人間性などを紹介します。よりみちを楽しむように自由に会場を巡りながら、アートの豊かさや奥深さを鑑賞者の皆さまと共有し、美術の面白さに触れる体験を提供できればと思っています。
■ 展覧会
よりみち展~美術のみかたが広がるよもやま話~
■ 会 期
2025年7月19日(土)~11月9日(日)
■ 休館日
2025年9月17日(水)のみ展示替え休館 ※他、定休日等はありません。
■ 時 間
9:30〜17:00(最終入館は16:30まで)
■ 観覧料
こちらからご確認ください
■ 主催・会場
公益財団法人諸橋近代美術館(福島県耶麻郡北塩原村大字桧原字剣ヶ峯1093番23)
■ メディアの皆様へ
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■ 展示概要
“美術史”でよりみち
西欧の風景画は時代や風土などによって捉え方が異なります。特に18世紀以降、自然風景の本質とは一体何なのかが度々論じられます。印象派の画家たちはじめとした次世代の画家たちにも多大な影響を与えた英仏の風景画家たち。彼らの作品から観る新たな美の規範とは…?
- リチャード・ウィルソン《アクア・アチェトーサ》1754年頃 栃木県立美術館
- ジャン=バティスト=カミーユ・コロー《ヴィル=ダヴレーの池(洗濯女たちと水飼場に来る馬)》1847年 栃木県立美術館
“人物”でよりみち
エコール・ド・パリの画家ジュール・パスキンの作品は退廃、倦怠感、孤独感といった印象をもたらすことがしばしば指摘されますが、その背景にはパスキンの私生活が大きく関わっていたのはご存知でしょうか。「モンパルナスの王子」とも称されたパスキンの衝撃的な一面とは一体…?

ジュール・パスキン《帽子を持つ少女》1924年 諸橋近代美術館
“技法”でよりみち
「技法」という切り口から、作品がどのようにして制作されたのか、どのような技法や素材が使われているのかを解説します。制作過程を通して、技術的な理解を深めながら、また一方で、作品を物質としてみるといった新たな視点で作品をお楽しみください。

フィリップ・ハルスマン 《官能的な死》1951年 諸橋近代美術館 Photo by Philippe Halsman © The Philippe Halsman Archive
■ 常設展示
- サルバドール・ダリの彫刻が並ぶホール
- 3m×4mにわたるダリの大作が展示されるテトゥアンルーム
■ イベント・キャンペーン
「よりみち展」公式マスコットお名前大募集!〆切6/29迄
展示内容や日程などが変更になる場合があります。予めご了承ください。