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コラム

【オンライン鑑賞教室レポート vol.3】須賀川支援学校医大校中学部の皆さんと一緒に!

2024年05月11日 更新

オンライン鑑賞教室とは?

諸橋近代美術館では2020年のコロナ禍以降、教育普及活動の一環として「Zoomを使ったオンライン鑑賞教室」を全国の学校団体向けに実施しています。
休館中、開館中問わず実施しており、北海道や愛知県の学校さんをはじめ全国の学校さんとオンラインで繋がって活動しています!


 

【実施日】2024年2月28日

【参加者】須賀川支援学校医大校中学部の皆さん

 

暖冬で想像以上に雪の少なかった2月28日(水)、福島県立須賀川支援学校医大校中学部の4名の生徒さんと一緒にオンラインでの鑑賞教室を行いました。

FotoJet

オンライン鑑賞教室の様子

簡単なクイズ形式の鑑賞エクササイズや、自分の気持ちを作品に描かれたお花にたとえて発表するワークの後に、当館所蔵の1作品を対話しながら鑑賞しました!

 

今回一緒に鑑賞した作品はPJ クルックの《グリーンドア》(1995年)という作品。

皆さんには事前に、この作品を友人やご家族に紹介するお手紙を書いていただき、そのお手紙の内容をみんなでシェアしました。

お手紙では、「怖い」や「不思議」といった作品全体への印象が多く書かれており、また、「暗い」「電気がついていない」といった、天井の電球に注目しているところも特徴的でした!

 P0004-P_クルック_グリーンドア_低画素PJ クルック《グリーンドア》1995年 ©︎PJ Crook 2024

手紙に書かれている内容からみんなで作品について話していくと、手紙が乱雑に散らばっていることや、人がいるのに誰もそれを取っていいないことに、作品から感じる「怖さ」や「不思議さ」があることがわかりました!

最後は、作品の真ん中に長く伸びた影の正体をみんなで考え、手紙の状況、猫の仕草や表情から推理して、

配達員?家族や親戚?はたまた泥棒?スナイパー!?と、さまざまな可能性を考えていきました!

実はこの作品を描いたクルック自身も、この影の正体がわからないそうです。どうやら皆さんの鑑賞で紡がれた物語でいかようにも影の正体が変わりうるようですね!

生徒の皆さん、「見方」「見え方」の違いを意識しながらとても真剣に鑑賞してるのがとても印象的でした!

授業の後には、360度カメラで昨年開催した展覧会「ミュージアム・ワークス—みんなの知らない美術館」をヴァーチャルで思い思いに楽しんでいただきました!

スクリーンショット 2024-05-04 17.59.11

360度カメラでのヴァーチャル体験
※著作権都合で一般公開はしておりません

なかには細かい解説までちゃんと読み込んでくれる生徒さんも!!

当館は休館中でしたが、ヴァーチャルで展示を楽しんでいただけたようでよかったです!

 

🗯参加者の声💭

  • 💭今回の体験で、色々な絵の見え方があることに 気がつくことができました。

 

  • 💭絵画は、こわい部分もあり、おもしろい部分もあり、とても興味深い鑑賞会でした。

 

  • 💭ダリの作品もすばらしかったです。

 

  • 💭わかったことは、人によって見かたや見えかたなどがことなることです。 

 


 

諸橋近代美術館では、学校団体向けに「Zoomを使ったオンライン鑑賞教室」を随時受付しております。

学校様の学習目標にあわせて内容を相談しながら無料で実施させていただきますので、ご興味がありましたらぜひご連絡ください!
詳細はコチラ

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