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コラム

【オンライン鑑賞教室レポート vol.1】早稲田大学 文化構想学部 複合文化論系演習 アートコミュニケーションの皆さんと一緒に!

2024年02月06日 更新

オンライン鑑賞教室とは?

諸橋近代美術館では2020年のコロナ禍以降、教育普及活動の一環として「Zoomを使ったオンライン鑑賞教室」を全国の学校団体向けに実施しています。
当館は現在冬季休館中ですが、休館期間も実施しており、北海道や愛知県の学校さんをはじめ全国の学校さんとオンラインで繋がって活動しています!


 

【実施日】2024年1月9日

【参加者】早稲田大学文化構想学部 複合文化論系演習 アートコミュニケーションを受講されている皆さん

 

新年始まってすぐの1月9日(火)、早稲田大学早稲田大学文化構想学部の皆さんとオンラインでの鑑賞教室を行いました。

簡単なクイズ形式の鑑賞エクササイズを実施した後に、チャットも交えながらPJクルックの《映画館》と《きつね》を鑑賞していきました。

どちらも暗い空間が舞台の作品ですが、「暗いから怖い」や「暗いけど怖くない」など、同じ暗さでも感じ方が違うことを比較していただいたり、「狐の視線は鑑賞者を観察している」や「狐が私のプライベートを覗いているみたい」など、きつねの視線に注目して作品を読み取っていかれているのが印象的でした!

PJクルック_映画館  PJクルック_きつね

PJクルック《映画館》左、《きつね》右 ©︎PJ Crook 2024

🗯参加者の声💭

 

  • 💭同じことを感じた場合であっても、人によってそう思うに至った部分が異なるから発言してほしい、という言葉が印象に残りました。これまでの授業ではほかと被らない意見を喋ることや同じ意見が既出の場合に発言を控えてしまうことが多かったのですが、今後は話してみようかと思います。

 

  • 💭普段当たり前に行っていた「みる」という行動は、想像していたよりも奥が深いものだなと感じました。見えているようでフィルターがあったり表面しか分かっていなかったりと、絵画だけでなくこれからの自分にとっても必要な視点だと思いました。特に人の意見を聞くことで可能性が生まれることが、実際に対話型鑑賞を見学してみて、自分一人では思いつかない視点に多く出会えて、一人で美術館の中で作品を見るよりも、絵を楽しみながら鑑賞できたなと思いました。

 

諸橋近代美術館では、学校団体向けに「Zoomを使ったオンライン鑑賞教室」を随時受付しております。

学校様の学習目標にあわせて内容を相談しながら無料で実施させていただきますので、ご興味がありましたらぜひご連絡ください!
詳細はコチラ

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