1. HOME > 
  2. INFORMATION > 
  3. フィリップ・ハルスマン(1906-1979)

INFORMATION

フィリップ・ハルスマン(1906-1979)

2022年08月28日 更新

《インタビュー》The Interview, 1954 <左>フィリップ・ハルスマン <右>サルバドール・ダリ Photo by Yvonne Halsman © The Philippe Halsman Archive

フィリップ・ハルスマン(1906-1979)はラトビア出身のカメラマンです。
ハルスマンは幼少期に父親のカメラを手に取ったことで写真、特に肖像写真に関心を持ちます。ドイツのドレスデンで電気工学を学んだのちフランスへ移り、パリのモンマルトルにスタジオを構えました。1940年には第二次世界大戦を機にアメリカのニューヨークへ亡命し、1948年にアメリカ国籍を取得します。ハルスマンが撮影した写真はアメリカの雑誌『LIFE』の表紙に101回起用され、同誌史上最多記録を誇っています。1979年、ニューヨークで没します。

《サルバドール・ダリ》Salvador Dalí, 1954 Photo by Philippe Halsman © The Philippe Halsman Archive

サルバドール・ダリ(1904-1989)のもっとも有名な写真を撮影したのがハルスマンです。ダリとは仕事を通して1941年に知り合い、以降37年に間に渡り友好を結び、共に実験的な作品を制作しました。また、アルベルト・アインシュタインやマリリン・モンローなど時代を彩る著名人をカメラに収め続けた人物として知られています。

《ダリ・アトミクス》Dalí Atomicus, 1948 Photo by Philippe Halsman © The Philippe Halsman Archive

当館では2020年、ダリとハルスマンの協働と友好に焦点を当てた展覧会「ダリとハルスマン」を開催。本展で企画協力いただいたフィリップ・ハルスマン・アーカイブ(アメリカ・ニューヨーク)より、2021年ハルスマンとダリによる写真作品60点を新規収蔵しました。

  • LINEで送る
一覧へ戻る
ページのトップに戻る