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佐藤香『物語の喪失』@ 7.諸橋近代美術館

2019年09月22日 更新

佐藤香『物語の喪失』@ 7.諸橋近代美術館

佐藤香 / 『物語の喪失』

『物語の喪失』(部分 1/2) 『物語の喪失』(部分 2/2)
左 『物語の喪失』(部分 1/2)
右 『物語の喪失』(部分 2/2)

作家プロフィール
1987年生まれ 田村市出身
土絵作家
2010年 東北芸術工科大学洋画コース卒業。
2012年 東京芸術大学大学院壁画専攻修了。
主に、2014年はじまりの美術館「手作り本仕込みゲイジュツ展」、2015年「大地の芸術祭」、2019年「オハラ☆ブレイク」などに出品。その他、福島内外に作品を出品。
滞在した場所で、土、灰などの主に自然素材を人や土地の出会いから集めていき、作品を制作している。最近は、その土地にある民話などからインスピレーションをもらい、制作に繋げている。その場所の土地性やアイディンティティに興味があり、それを探る制作をしている。

作品概要
1. サイトステーション敷地の倒木、守り狐の彫刻の廃材、こびっとハウスの雑木で焚き火を し、炭をつくる。
2. 裏磐梯の語り部、金子とく子さんに「守り狐」をお話し頂き、それをモチーフに猪苗代町 に住む米農家の土屋さん家族に炭で絵を描いて頂く。
3. 裏磐梯町のこびっとハウスに住む中森安珠さんに土屋家の絵を観てエピソードとキーワード と守り狐のタイトルを伝え、それをモチーフに新しい物語を考えて頂く。
4. その新しい物語をモチーフに裏磐梯町のMOTOcoffeeを経営する長内親子に絵を描いて頂 く。
地元の方々のご協力で、様々な人を介し作品が出来上がった。

コンセプト
「​12​,3​​歳頃までに自らの神話を学ばなかった民族は例外なく滅んでいる。民族を滅亡させ るには軍隊は必要ない。ただ神話を教えなければ、それだけで必ず滅ぶのだ。」 という、アーノルド・J・トインビーの言葉がある。​神話とは、民族や一つの文明にとって の根源につながる物語であり、「自分は今をどのように生きるのか」というアイディンティ ティの話でもある。それを意識する為に重要な”言葉”は、同時に他者と繋がるツールで、地 域でも同じ事がいえる。民話も、沢山の人の違う環境や考えを介して伝わってきた。
この作品は、裏磐梯の一つの民話をテーマにそこに住む人々を伝達ゲームのように介して変 わる物語と絵の中に、ここの場所に残る揺らがない風景を描けるのでは、と考えた。 かつて、原発を受け入れ被災した福島県には、そもそもアイディンティティは残っていたの だろうか。残っているとして、それは何か。そんな私の疑問から作品を制作している。
いくつかの民話の中で、守り狐のお話をモチーフに選んだ土屋さんは、“親子”と“狐”という キーワードから、子供を持つ米農家という自分自身との共通性を見つけていた。昔から狐と 稲は関係が深いとのこと。土屋さんの今年の新稲穂も一緒に展示している。

★裏磐梯の語り部、金子とく子さんによる「守り狐」のお話しは無料音声ガイドアプリ「ポケット学芸員」で聞くことができます。
1.アプリ「ポケット学芸員」をインストール (インストールはコチラから)
2.「キーワードから施設を探す」で「諸橋近代美術館」を検索
3.「ガイド」を選択し、音声番号「200」を入力
4.スピーカーのイラストボタンを選択して、音声をお楽しみください!

展示会場
施 設 名:諸橋近代美術館
ジャンル:カフェ、学ぶ(知る)
営業時間:9:30-17:30(11月は17:00閉館) / カフェ10:00-L.O.15:45
定休日:会期中無休(11月24日まで)
TEL:0241-37-1088
住所:北塩原村大字桧原字剣ヶ峯1093-23

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