2019年05月11日 更新
フランス・パリで興った20世紀最大の思想運動
ー シュルレアリスム。
ダリをはじめマグリットやデルヴォー作品も登場。
1924年のフランス・パリで起こった「シュルレアリスム」。日常に潜む驚異や夢、幻想を表現の頼りとして、文芸や造形、写真など分野を問わず多様な創作者を巻き込んでグループを形成し、20世紀最大規模の芸術運動へと展開しました。スペイン出身のサルバドール・ダリはこの運動に合流して独自の表現を確立させた芸術家の一人です。シュルレアリスムの思想に反したとしてグループを離脱するも、以後シュルレアリスムの体現者、そして20世紀を代表する芸術家として世に広く認知されるまでに至りました。本展覧会ではシュルレアリスムの発足を辿り、その在り様や芸術家たちの実験的な制作技法とともに、ダリがシュルレアリスムにおいていかなる存在であったのかを紹介します。ダリをはじめ、ルネ・マグリットやポール・デルヴォーetc..様々なシュルレアリストたちの作品も展示いたします。
ジョルジオ・デ・キリコ《イタリア広場》1914年 公益財団法人諸橋近代美術館蔵
© SIAE, Roma & JASPAR, Tokyo, 2018
フランシス・ピカビア《アンピトリテ》1935年頃 広島県立美術館館蔵
マン・レイ《シュルレアリストのグループ》1930年/モダン・プリント 岡崎市美術博物館蔵(5/20まで展示)
■ 関連イベント・ワークショップ
◎ 会期中の日曜・祝日は「定例ギャラリートーク」を開催
◎ 5/12 シュルレアリスムの遊び「甘美な死骸」を体験しよう!<無料ワークショップ>※終了
◎ 5/12 フロッタージュでトートバッグ作り<無料ワークショップ>※終了
◎ 5/25 モろ美大學 第1回「シュルレアリスムとダリ」※終了
◎ 6/8 モろ美大學 第2回「奇才サルバドール・ダリ」※終了
■ 作品リスト
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