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コラム

連載「版画みる20世紀展」のみどころ Vol.3

2012年05月31日 更新

3.アメリカへのシフト ~アンディ・ウォーホル「キャンベル・スープⅠ」1968年
1950年代にイギリスで生まれたポップアートは、60年代米国ニューヨークで全盛期を迎えます。
ポップアート作品の特徴は、20世紀の資本主義社会を象徴する大量生産・大量消費をテーマに、雑誌やテレビの広告を作品に取り組んでいることです。
ウォーホルの「キャンベル・スープⅠ」はその象徴的な作品です。
馴染みの日用品を作品にすることで、大衆と美術の距離を極端に縮めたのでした。
一方、人間の存在意義や感情を表現したポップアーティストも同時期に活躍しました。
展覧会では様々なポップアート作品を比較して鑑賞出来ます。

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