2026年09月08日 更新
――今回の大きな改修工事で、監理業務として特に大切にされていることは何ですか?
現在、諸橋近代美術館では、開館以来最大規模となる改修工事を進めています。その中で私が特に大切にしているのは、美術館の「安心・安全」を守ることと、作業員の皆さんが施工しやすい環境を整えることです。
工事期間中も職員は館内を行き来するため、工事エリアと動線が交差する場面が少なくありません。そのため、毎日の作業内容を確認し、安全対策や資材搬入時間を調整しながら、「誰が、いつ、どこを通るか」を意識した現場づくりを心掛けています。施工業者との綿密なコミュニケーションも、事故防止と工事品質の向上につながる大切な仕事だと思っています。

【 公益財団法人諸橋近代美術館 総務部 設備管理 】 建築美や自然との調和を守りながら、 2027年の再開館に向けた環境整備や日常の館内・設備メンテナンスに従事。

――建物が完成したら見えなくなる部分でも、工夫されている点があるのでしょうか。
はい。美術館では、作品を守るために温湿度を安定させることがとても重要なんです。数%の湿度変化が絵画や額装などに影響を与えることもあるため、今回は空気の流れまで考慮した空調設備が計画されています。完成後には見えなくなりますが、美術館の価値を支える重要な設備です。


――毎日、喜多方から裏磐梯に通われているのですね。
毎日、喜多方方面から裏磐梯へ通勤しています。四季折々に表情を変える磐梯山や桧原湖の風景は、まるで毎日違う作品のようです。時には朝ラーで一日を始めることもありますよ(笑)。
自然の美しさに触れながら、再開館の日まで、一つひとつの仕事に丁寧に取り組んでいきたいと思っています。


〜諸橋近代美術館は現在改修工事のため長期休館中。2027年4月頃再開館〜
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