2015年11月13日 更新
本日、郡山市内の富田幼稚園にお邪魔してきました。
見学してきたのは、同幼稚園の年長さんの児童の工作ワークショップ。
こちらは東京芸術大学の美術教育研究科の指導のもと、昨年に続いて2回目の開催となります。
段ボール、牛乳パック、空き箱などなど家にある不要な物を持ち寄って、秘密基地やワターなどを児童、先生、父兄のみなさんで全員で作ります。
このワークショップの特徴は、単に制作するのが目的ではなく、材料を提供する父兄への感謝、一緒に作る仲間との協同、制作後の鑑賞の仕方、作品を解体した後の分別と後片付けまで、と一貫したプロセスの中に社会で生きる基本を身につけられるところにあります。
このようなワークショップを通して創造力とコミュニケーション能力を同時に得体できることは、とりわけ幼児期にとって重要であり、美術との素晴らしい出会いと思います。
また屋外制作の利点として、屋内で見ていた材料がより新鮮に、体もめいいっぱい使って、潜在的な創造力が発揮できたのではと思いました。