2016年01月02日 更新
パメーラ・ジューン・クルック(1945-)は英国の現代美術家です。子育て中の余暇に絵を描き始め、以来、2016年現在、精力的に制作を続けています。
女の作品の多くは、自身の体験や記憶に基づいた光景が描かれています。半開きになった扉の前に立つ不穏な影、一心不乱に新聞を読みふける日本人、都市部の群集など、私たちの身の回りに溢れるモティーフを組み合わせて不思議な光景を作り出しています。ありふれた人々の生活の中に、クルックはどのようなメッセージを込めたのでしょうか。本展では、クルック作品の魅力に迫りました。