2010年04月27日 更新
本展は、フランスの画家アンリ・ド・トゥールーズ・ロートレック(1864-1901)に焦点をあてた企画展です。19 世紀末、フランスのモンマルトルでは、ダンスホールやキャバレー、カフェ等が活気に溢れていました。その人々の熱気や喜びそして哀切を、鋭い観察力とデッ サン力でポスターに表現してきました。大衆文化であるポスターが宣伝の枠を超え、芸術として評価されるまでの変遷を辿りました。
日本唯一の ロートレックコレクションで知られる、サントリーミュージアム[天保山](大阪市港区)よりロートレックと同時期およびそれ以降に活躍した作家たちのリト グラフ作品70余点を3章構成でわかり易く紹介しました。