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ダリ版画 ダンテ「神曲」

2013年07月06日 更新

イタリアが輩出した詩人ダンテ・アリギエーリ(1265-1321)の代表作であり、イタリア文学最高峰の古典作品として世界的に名高い「神曲」。
「神曲」は地獄篇34歌、煉獄篇33歌、天国篇33歌の計100歌で構成されています。ダンテ自身が古代ローマの詩人ウェルギリウスの導きにより地獄、煉獄、そして天上界を巡るという内容で、カトリック的道徳観を吟じた文芸復興の先駆的作品であると共に、彼自身の半生をなぞらえた壮大な物語でもあります。その根底にはダンテの永遠の淑女、ベアトリーチェへの愛が存在しました。
本展では、サルバドール・ダリ(1904-1989)がイタリア政府の依頼により、ダンテ記念祭のために「神曲」の挿絵として制作した版画作品「神曲」地獄篇、煉獄篇、天国篇の100点を一堂に展示します。ダリ独自の解釈で再構築された、古典と前衛が織り成す「神曲」の世界を紹介しました。

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