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コラム

展覧会の記録と記憶。

2026年03月12日 更新

「日本におけるダリの聖地」と呼んでいただくこともありますが、実は当館の1日の平均入館者数で首位を守るのは、「シャガール -愛の軌跡-」展(2005)だったりします。

ちなみに、2位の「夢幻×無限 ~エッシャー、ダリ、福田繁雄~」展(2018)では、ゴールディンウィークに駐車場が溢れ、空きスペースを探してご案内するために職員が入れ替わりで丘を駆け上がり、10位の「岡本太郎」展(2013)では、カフェの手が足りず、学芸員も皿洗いに駆り出されました。

2021年「ステッピング・アウト」展の展示作品/PJ クルック《締切日》1995年 ©︎PJ Crook 2026

45位の「ステッピング・アウト~日常の足跡~」展(2021)では、新型コロナウイルス感染症のパンデミック直後、新しい生活習慣下での美術館運営が求められる中でスタッフによる検温や手指消毒・マスク着用をお願いしながら、展覧会を通じても「日常」の変遷を作品を通してご覧いただきました。

それぞれに泥臭いエピソードや試行錯誤の記憶が隠れています。

これらは運営側の記憶ではありますが、お越しいただいた方の記憶に残り、心動かす展覧会を目指したいというのが本音です。入館者数はもちろん重要な指標ではありますが…。

2027年春まで大冬眠中の今、伝えたいことと愚直に向き合いながら、とことん議論する日々を送っています。皆で次なる美術館の一歩を練り上げています。再開館のその日まで先は長いですが、どうかお待ちいただけますと幸いです。


 

〜諸橋近代美術館は現在改修工事のため長期休館中。2027年4月頃再開館〜

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