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テーマ展「ダリの挿絵版画」ー 絵を読む、物語を見る。

2017年11月08日 更新

物語を読むということ。それは、綴られた文字から様々なことを想像し、物語の世界を紡ぎ出すということ。
物語を読むとき、誰もが自分だけの物語の中に佇んでいます。

20世紀を代表する芸術家サルバドール・ダリ(1904-1989)。ダリもまた様々な物語に親しみ、自分だけの世界を創り出した芸術家の1人です。ダリはいったいどのような物語の世界を紡いだのでしょうか。

この度開催するテーマ展では、当館所蔵作品の中からサルバドール・ダリが物語の挿絵として制作した版画を一同に展示致します。スペインの小説家ミゲル・デ・セルバンテス(1547-1616)の『ドン・キホーテ』、イタリアの詩人ダンテ・アリギエーリ(1265-1321)の『神曲』など、世界の名作文学を大胆に表現したダリの挿絵版画の魅力をご紹介致します。
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【同時開催】コレクション展『シュルレアリスムとダリ』

シュルレアリスム(超現実主義)とは、1924年に詩人アンドレ・ブルトン(1896−1966)の「シュルレアリスム宣言」発表によって始動した20世紀最大の芸術思想運動です。幻想や夢、偶然性を鍵に無意識と非合理の世界をあらゆる手法で探求し、意外性と驚異に満ちた新たな表現を生み出しました。スペイン出身の芸術家サルバドール・ダリ(1904−1989)もこの運動に合流し、現在はシュルレアリスムの代表格として認知されています。
今回のコレクション展では当館所蔵の西洋近代及びダリコレクションを通して、シュルレアリスムの発端と展開をご紹介します。
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